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楠原宿 旧旅籠「亀屋」

三重県 津市

ご要望

外観は古い街並みを守りながら、室内は使い勝手の良い空間にしたい。
古い梁や土壁を生かした、家族が集える広々としたLDKにしたい。
傷んだ部分や耐震が心配なので、補修・補強したい。

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完成

2017年1月竣工 / リフォーム

リフォーム内容

外壁・石垣の補修、耐震補強、サッシの取り替え、LDK・トイレの改修、土間の補修。

Before

一箇所残された木製建具の戸袋の部分が室内を暗くしていました。

After

戸袋を外し開口部を広くし、木製建具をサッシに取替えました。また、街道の景観を損なわないよう、サッシの外側には連子窓(れんじまど)を設けました。

Before

玄関土間と居間が障子で仕切られているため、冬は隙間風が入ります。床は通気孔がなく土台が痛んでいました。

After

居間と玄関は耐震補強も兼ねて壁で仕切り床下には通気孔を設けました。床は三和土(たたき)、壁は味わいのある黄橡色(きつるばみいろ)の土で仕上げ、壁には講札を取り付け旅籠の落ち着いた雰囲気を出しました。

Before

土間の台所には今は使わなくなった竈と煙突が残っています。ダイニングには靴を脱いで上がらなければならずお困りでした。

After

台所は床を上げ、無垢の桧の床板を貼り、ダイニングとつないで広々とした空間になりました。

Before

台所の上は天井露わしのうえ、長年溜まった煤と土埃で梁と壁が汚れていました。

After

天井裏は断熱材のパーフェクトバリアを敷き込み無垢の杉板を貼りました。煤で黒くなった梁は掃除してそのまま生かし、汚れていた壁は表面を剥がし、漆喰を塗り直しました。天井だけでもずいぶん明るくなりました。

Before

南西に面しているにも関わらず、開口部が少なく暗い印象の和室の居間。

After

開口部を広くして無垢の桧の床板を貼り、天井は杉の無垢板を貼りました。ダイニングに続く明るく開放的な居間になりました。

Before

押入れの中は立派な和ダンスがありますが、洋服を収納するのには使い勝手が悪いです。

After

中の和ダンスは取り出し、開口部の大きいクローゼットドアに変更しました。傷んだ畳や建具も取替えました。

Before

妻壁の板は傷んで小屋裏に雨水が侵入していました。

After

断熱材・防水紙を貼り、外壁は水に強い杉の赤身で張り替えました。小屋裏から光が入るよう高窓を設け、外壁は古い木部に色がなじむようウッドロングエコを塗りました。

Before

バックヤードは灯油のボイラーとタンクで大部分を占めています。改装を繰り返していると、給排水の配管もだんだん複雑になってきます。

After

ガス給湯器に変更し使わなくなった配管を撤去することで、広々とした使い勝手の良いバックヤードになりました。また、将来を考えてスロープを設けました。


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